世界で一番、キミが好き!

神宮寺レンくんとアイドル論

【神宮寺レン生誕祭】神宮寺レンくんの魅力について本気で考えてみた その2

 

 

 

 

 

2月14日。

世間では聖なるバレンタインデーとして認識されているこの日は、アイドル・神宮寺レンの誕生日だ。

 

その神宮寺レンの魅力をもっと伝えたい!と去年の誕生日に(http://renx815.hatenablog.com/entry/2014/02/14/000000)こんな感じでフリーダムに語らせてもらったのだが、

 

こんなもんじゃ神宮寺レンを語りつくせない!!!

そうだよ!まだまだレンくんに関しては語りたいことがあるんだよ!

例えばそう!デビュー前の学園時代の話とか!

 

皆さんは、アイドルになる前の神宮寺レンをご存じだろうか?

ここ最近発売された「アイドルたちのヒストリー」をテーマにしたインタビューの中に、こんな一文がある。

 

学園時代の思い出を教えて!

――正直、かなりサボっていたね。なんだろう。反抗期かな?(笑)

 

 

なるほど、反抗期。

そりゃ17歳だもん、色々あるよね…

 

1年間の作曲家のパートナーを決めるとき、主人公が寝不足で倒れた時に抱きかかえて部屋に運んだと思ったら

 

「倒れた女の子を抱いて教室を出て行くなんて最高の演出だ。」

こ、こいつ~~~~~~~~~~~~!!!!

 

 

主人公とパートナーになることは決まったものの、課題に対して全くやる気がなく、3か月後まで他の子と予定埋まってるんだよね、と言い放ち

 

「君が曲でオレをその気にさせられたら、キミの作った曲を歌ってやってもいい」

こ、こ、こいつ~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!

 

 

そうなのだ。

反抗期なんてそんな可愛いものではなく、学生当時のレンくんは美しい容姿と裏腹にそれはもう大層捻くれてた性格だったのだ。

 

では、どうしてその神宮寺レンはアイドルを目指したのか。

どうやってその「反抗期」から一人前のアイドルへと成長することが出来たのか。

 

それを紐解くためには、今まで神宮寺レンを見守ってきた周りの人物との関係を掘り下げていく必要があるだろう。

 

そこで今回は、神宮寺レンがどのような経緯で世界中のレディに愛を与えるアイドル・神宮寺レンになり得たのか、一個人のレンくんファンの視点から論じていきたいと思う。 

 (※多方面にネタバレ満載、フィルター満載でお送りしますので大丈夫な方のみお付き合いください。)

 

 

■メンバー・先輩から見た神宮寺レン

 

学生時代から身近で見てきたST☆RISHの仲間は、レンをどのように思っているのか。

バースデーメッセージではこのように語っています。

 

「レンはすっごく大人でかっこよくてなんか尊敬してる!

それにたくさん新しいことを教えてくれるから一緒に居るとめちゃくちゃ楽しい。

考え方が近いっていうか、なんでもレンが許してくれるから本当にのびのび過ごせるんだと思う。(音也)」

「レンくんは僕のお料理をたくさん食べてくれて、お話も合うので嬉しいです。

自由な考え方とか、自分のスタイルがある所がレンくんらしいなっていつも思います。(那月)」

「年齢が上だからと言っていつも私をからかうのはやめてくれませんか?

レンの人を楽しませようとする姿勢には感心します。これからも長い付き合いになりそうですね。(トキヤ)」

「正直、お前はズルい!身長高くて、かっこよくて、女子からも人気があって……俺にないもん全部持ってる。

でもどっか寂しがりなお前がいることを俺は知ってるぜ。

だからこれからも、俺には遠慮すんなよ。男の約束だぜ。ドーンとぶつかってこい!(翔)」

 Weblog Bookより)

 

どうですか。

この発言から、メンバーに対してレンくんがいつもどのように接してるか見えてきませんか。

 

おおらかで自由で、多少の悪さも何でも許しちゃうレンくん。

様々なことに好奇心旺盛で、茶目っ気たっぷり。

 

うわァ~~~~!!!いいなぁ!

自分が男だったらこんな友達絶対欲しいよ!かっこいい!!!

ていうか翔ちゃんのこの発言めちゃくちゃかっこいいよね!?

ごめんやっぱり翔ちゃんと友達になりたい!!!(?)

 

こんな風にいつも周りを楽しませてくれているレンくんですが、普段のお返しにと自分の誕生日はサプライズでお祝いをされたこともあるんです。

 

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レンくん、良かったね・・・・・・(大号泣)

 

 「自分なんて生まれてこなければ良かった」なんて一人で泣いていた子がさぁ、こんな風に皆から必要とされてるんだよ・・・。

そんなんレンくんが泣く前に全国の神宮寺レンファンが号泣するわ!!!!

 

もちろん誕生日だけではなく、藍ちゃんと一緒にネットゲームしたり、セシルにダーツを教えたり、カミュの送迎を自ら引き受けたりと、先輩とも良好な関係が築けている様子のレンくん。

 

 それでは、縁の深い蘭丸と真斗は、神宮寺レンという存在をどのように見ているのか。

 神宮寺レンの過去の姿を知っている2人からは、ここでは違った「神宮寺レン」が見えてきます。

 

 

■黒崎蘭丸から見た神宮寺レン

 

蘭丸とレンは財閥の子息ということもあり、昔からの知り合いでしたが、マスターコースで先輩・後輩として再会することになりました。

 

が、しかし。

蘭丸は「お前らと一緒にデビューする気はない」と2人に対して素っ気ない態度を取ります。

そんな蘭丸に対し、なんとか自分たちの熱意を認めてもらおうと努力していた矢先、ある事件が起こります。

 

レンがユニットデビューをかけたオーディションに落選してしまい、代わりに司会をしていた蘭丸が選ばれてしまうのです。

落ちてしまったのは自分の実力が足りなかったからだ、と何とか割り切ろうとするレンに対し「半端な夢なんざ捨てちまえ」と蘭丸は切り捨てます。

その言葉に、レンは激昂しました。

 

「半端じゃない!

他人に言われるまま、流されるまま生きてきたオレが、唯一自分から求めた夢なんだ。

本当はもっと昔から……、亡くなった母の昔の映像を見た時から憧れていた。

でも、アイドルになりたいとは言えなくて。

忘れていた想いを彼女が思い出させてくれた。今は心の底からアイドルになりたいと思っている。

生まれて初めて本気になった。自分で選んだ。これがオレの生きる道なんだ。

信じてまっすぐ突き進みたい!

お願いします。もう一度チャンスを下さい。歌いたいんです!」

 (ゲーム:うたの☆プリンスさまっ♪Debutより)

 

 

私、このシーン10回見て10回全部号泣しました

はぁ・・・ここのレンくんの気持ちさぁ・・・・本当に言葉にならないよ・・・・・・・・・

ここの中の人の熱演も最高なんだよ、このブログで声をお届けできないのが残念だよ・・・。

あれ?もしかしてそこのアナタ、ちょっとレンくんに興味が出てきたんじゃない?

 

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その後、がむしゃらにアイドルとしての仕事に取り組むレンに対して、蘭丸は過去を振り返りながらこう呟きます。

 

「おれの知ってるレンは、あんな馬鹿じゃなかった。あいつはもっと、ずるくて、嘘つきで、冷めてた。口先だけのチャラい男」

 

蘭丸は擦れていた昔の印象が残っていたからこそ、レンくんに対して厳しく接していたのでしょう。

その後、レンくんのアイドルへの情熱は無事に蘭丸先輩のハートに届き、デビューすることが出来ました。

 

「嘘つきで、冷めていた、口先だけの」レンくんは、もうここにはいません。

でもその時代をよく知っている真斗はレンくんをどのように思っているのでしょうか。

 

 

■聖川真斗から見た神宮寺レン

 

真斗も蘭丸と同様、早乙女学園でレンくんと再会するのですが、それはそれはいつも喧嘩ばかりの犬猿の仲になっていました。

 

 堅物な聖川と軟派な神宮寺。

 まるで正反対なこの2人、些細なことで喧嘩をし、よく周りから仲裁を受けているんですが、なぜか共通点も多いんですよね。

 

 例えば、家で飼っている馬の話をしているこのシーン。

「そういや、昔レディに"一度でいいから白馬の王子様に迎えに来て欲しい"なんて可愛らしい夢を語られてね。白馬に乗っていったことがあったっけ」

「ほう。お前にしては趣味がいいな

(プリンスたちのマル秘!プリトーークより)

 お願いだから誰かツッコんでやれよ

 

こ、こわい 御曹司ってこえーよ・・・翔ちゃん早くツッコミ入れてあげて

だいたい購買のメロンパンを巡ってあれだけの本格的バトルを大真面目に繰り広げる時点で相当天然ボケだよね・・・

 

 

そして、互いのバースデーの際にメッセージを求められた時には、こんなことを言い出します。

「どうしてもっていうから、書くが勘違いするなよ。お前の誕生日なんてどうでもいいんだ。

ただ、誕生日は誰しも祝われるべき日。普段の因縁はひとまず忘れるとしよう。

体を壊さないくらいに頑張れよ。おめでとう」

「俺に祝ってなんてもらいたくない。そんな声が聞こえてきそうだが、一応祝いの言葉くらいは言ってやる。

めでたくもなんともないが、正反対のお前から学ぶことも多いからな。

少しは感謝している。家のしがらみにとらわれず、自由に生きるがいい。」

Weblog Bookより)

ほんっと素直じゃねぇなこいつら

 

 

もう!結局は最後の部分を伝えたいんでしょ!?

レンは頑張りすぎる真斗が心配で、真斗は家のことを抱えているレンが心配なんでしょ!?!?!?

 

口には決して出さないけれど、心の中では互いを想い合っている家族のような関係、それが真斗とレンなんだと思います。

 

そもそも真斗とレンは昔から仲が悪かったのではなく、幼少期はとても仲良しだったんです。

 

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うおーーーーーい!カワイイショタっ子がおるぞーーーーーーーーーー!!!!

この頃(真斗5歳、レン6歳)は何のしらがみもなく豪華客船の中を探索したり、パーティを抜け出してナポリで迷子になったり、屋敷の湖で水遊びする仲だったんですよ。

 

しかし数年後、財閥のトップ同士の会談が開かれたその日から、状況は一変します。

どちらも財閥の子息として育てられてきましたが、真斗は嫡男として「家を継ぐ者」、レンは「家を継げない者」と立場が明確になってしまったのです。

その時、レンの中で何かが壊れ、そこから2人の関係は悪化していったのです。

 

 

「あいつは、オレがどんなに望んでも手に入れられないものを初めから持っていて、それをあっさり捨てようとしている。そのくせ、完全に家を否定できない。家を憎んでいるくせに、家に逆らいきれない。

たぶん、オレとあいつは似ている。

俺は家を継ぎたくても継げない立場だ。どんなに努力しても家族に必要とされない。

逆にあいつは継ぎたくなくても家を継がされる。

……わかっちゃいるんだ、自分でも子供っぽい逆恨みだってことくらい」

 (ゲーム:うたの☆プリンスさまっ♪より)

 

 

これ、真斗ルートでの主人公との会話なんですけど、一瞬レンくんに乗り換えようか心揺らいだよね

 

「自分は家族から必要とされてない、その理由は自分が三男だから」とずっとコンプレックスを抱えていて、そのやりきれない思いを真斗に対して発散していたんだよね…

 

確かにこの行動は、幼稚で未熟かもしれない。

でもここまでレンくんを追い詰める原因を作ったのは何だったのでしょうか?

 

レンくんが三男であること・神宮寺家にこだわる大きな原因は、彼の育ってきた環境にあります。

 

■兄、そして家族から見た神宮寺レン

 

神宮寺財閥の三男として生まれたレン。

アイドルである母の蓮華さんはレンを産んだ後すぐに他界し、それが原因で実の父親からは酷い仕打ちを受けることになりました。

 

どんなに努力しても認めてもらえず、失敗すれば酷くなじられ「お前なんて生まれてこなければ良かった」と罵声を浴びせられる日々。

 

この環境で育ったレンくんは

「自分が父親から愛されないのは三男に生まれてしまったからだ」

と結論づけてしまったんです。

 

そんな中で真斗とも疎遠になり、どんどん自暴自棄になっていきました。

 

そんなレンを見かねて、アイドルの学校へと通わせたのは長男であり、神宮寺家の跡取りでもある兄の誠一郎さんでした。

 

「芸能界で名を成し、神宮寺家の広告塔になるんだ。」

早乙女学園に入ることは兄の命令であり、厄介払いとして「放り込まれた」と思っていたレン。

 

「とにかく、オレは兄貴にとって経営の道具でしかないんだよ。財閥にとって必要なのは次男まで。三男なんてオマケみたいなもんだからね。

兄貴とオレは生き方も価値観も全く違う。お互い決して分かり合うことは出来ない。」

 (アニメ:うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%より)

 

 こんな風に考えていたレンくんですが、神宮寺財閥主催のファッションショーに参加したとき、音響トラブルが発生します。

その場に居合わせた誠一郎さんは、レンくんの曲を流すために全速力で会場を駆け抜けました

 

 

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 レン・・・!

 

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待ってろレン・・・・・!!!!!

 

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うおおおおおおおおおおおお!!!!!

 

 

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ズドーーーーーーーーーーン!!!!!!!

 

お、お兄ちゃああああアアアアアアーーーーーーーーーーーん!!!!!!

なんなんだよこのアクロバティックCD再生、愛溢れすぎでしょ

 

 そして無事ファッションショーを終えたレンに対して、労いの言葉をかける誠一郎さん。責任者だから助けてくれたんだろ、と言うレンに対し、こう告げます。

 

「馬鹿、責任者だからじゃない。お前のためだ。」

「オレのため?」

「まだ俺を恨んでいるか?…無理やりお前を早乙女学園に入れたことだ。

あの頃の俺を支えてくれたのは父でも母でもない。お前の歌だった。

お前には人を引き付ける特別な力がある。」

 「…分かってる。だから広告塔にしたんだろう?」

 

「違う!あの頃のお前は反発心が強くて、ああ言うしか思いつかなかった。

しかし、俺の目に狂いはなかった。お前の歌がずっと好きだった。

頑張れよ、神宮寺レン!」

(アニメ:うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%より)

 

さっき、黒崎さんのところで「亡くなった母の昔の映像を見た時からアイドルに憧れていた」って言ってましたけど、

実はあれ、お兄さんの誠一郎さんがこっそり用意したものなんです。

 

ここはMemorial「家族の一員」を読んでもらうとわかるんですが、誠一郎さんは本当にレンくんのことを想って行動してるんですよね。

アイドル時代の映像をこっそり執事のジョージに渡したり、レンくんが落ち込んだ時はジョージを介して励ましたり。

でも、あからさまに優しくすると父親がもっとレンくんに厳しく当たるから、陰からずっと応援してたんだよね…。

 

 

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蓮華お母さんからのデモテープを聞いて泣くこのシーンも、レンくんへの愛があふれてるよね…。

蓮華さんは生前、自分に何かあった時はジョージにレンを育ててくれるように頼んでるんです。

すごいよ、レンくんは皆の愛に守られて生きてたんだよ…一人じゃなかったんだよ…

 

「ずっと俺を見ていたっていうのか。…やってくれたね。」

お母さんである 蓮華さん、執事のジョージ、お兄さんの誠一郎さんに見守られながら、神宮寺レンはアイドルへの道を1歩ずつ歩んでいます。

 

 

■1ファンから見た神宮寺レン

 

ここまで長々とレンくんに対して語ってしまいましたが、いかがだったでしょうか?

 

アイドル・神宮寺レンは私が出会ったころよりも遥かに大きな存在になりました。

現実世界のライブチケットは本当に取れないし、ボールペン1つ買うのにも予約の時点で戦争だし…。

あまりの人気っぷりに外野から文句を言われることも多く、時にはプリンスをとりまく環境に対して嫌気がさすこともあります。

 

でも「神宮寺レン」を嫌いになったことは一度もないんですよね。

それはきっと、これを見てくれている神宮寺ファンの人たちも同じ気持ちだと思います。

レンくんの歌で心が熱くなって、笑顔で幸せな気分になって。

神宮寺レンって、本当に魅力的な存在なんです。

 

どんなに言葉をつくしても語り足りない!

そう思わせてくれるアイドル、神宮寺レン。

 

これからもファンの1人として、神宮寺レンくんを愛していきたいと思います。

 

 

 

◆2016年も続きました

renx815.hatenablog.com

 

 

 

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やいこ(@asnx815)